松本正嗣 プロフィール

氏名

name

松本 正嗣
(マツモト マサツグ)

MATSUMOTO, Masatsugu

職業

profession

ギター奏者(ジャズ)/作曲家・編曲家

Guitarist (Jazz) / Composer & Arranger

リーダー作

leader album

『OASIS』
(RIM-95062)

略歴

history

1947(昭和22)年、鳥取県鳥取市生まれ。

青山学院大学(理工学部)在籍時よりディスコバンドで本格的に音楽活動を始め、上条恒彦、吉田拓郎等のフォーク系のバンドでプロ活動を開始。

その後、1972(昭和47)年に日本の名ビッグバンドの1つである《原信夫とシャープス&フラッツ》に入団。1975(昭和50)年には同団のメンバーとして、2ヶ月に及ぶソビエト連邦(当時)での演奏旅行を経験(8〜10月)。

また、同団のピアニスト・藤井貞泰結成の《フライング・ソーサー・オーケストラ》や《高橋達也と東京ユニオン》、三木敏吾率いる実験的ジャズオーケストラ《インナー・ギャラクシー・オーケストラ》といったビッグバンドにも参加し演奏活動を行った。
《インナー・ギャラクシー・オーケストラ》では、「第13回モントルー・ジャズ・フェスティバル」(スイス)への出演や米国ツアーの開催等、国境を越えて活躍し、ライブ盤を含む、3枚のアルバムに参加。更に、《菊池ひみこバンド》や《大橋純子と美乃家セントラルステーション》といったバンドでの活動も多数。その一方で、フリーのスタジオミュージシャンとしても活躍。

《八木正生グループ》、《福居良グループ》へも参加する一方、《菊池ひみこバンド》での米国録音やインドネシア公演、国内各地でのジャズフェスティバル等への出演、全国ライブツアーにも参加。
その後も《BEAM》や 《菊池ひみこビッグバンド》、現在活動中の《菊池ひみこDouble Quartet》等の彼女のバンドに参加を続けると共に、全アルバムに演奏家や作・編曲家として関わっている。

TV、CM等の音楽も多数手掛ける一方、ジャズ、ブルース、ロックを基本とした幅広い音楽性で、(財)ヤマハ音楽振興会、ミューズ音楽院、尚美音楽院・プロプレーヤーコースで教鞭を執り、多数のプロミュージシャンを育てる。

1995(平成7)年、地元鳥取をテーマとし、鳥取のミュージシャンもレコーディングに参加したリーダーアルバム『OASIS』を発表。
翌96(平成8)年には、鳥取にライブハウス“After Hours”をオープン。さらに、鳥取市の夏の一大イベント「しゃんしゃん祭り」の踊り歌として2003(平成15)年より新しく加わった『しゃん しゃん しゃんぐりら』の補作・編曲を担当。

2006(平成18)年、ライブハウス“After Hours”開店10周年を記念して、同店ならびに鳥取県民文化会館・小ホールで記念事業を開催。
2007(平成19)年からは、定期ライブとして月2回水曜日に「Wednesday Night Meeting」と題したリーダーセッションを開催し、社会人や大学生等の地元ミュージシャンの育成も兼ねながら、大人のための上質なジャズの生演奏を提供している。

“After Hours”を拠点に鳥取の音楽文化の振興と後進の指導に努めると共に、自らの音楽を追及しながら鳥取や東京等で演奏活動を続けている。